International Research Network
for dual use of viruses
International Research Network
for dual use of viruses
ウイルス研究では、感染症有事と平時の研究をバランスさせ、いざというときに迅速対応できる継続的な国際共同研究・ネットワーク形成が求められています。さらに、感染症にレジリエントな社会を構築するには、病原性研究と産業応用研究をバランスさせた自立的なウイルス研究も求められています。
本研究交流事業「ウイルスの二面性の理解・活用のための国際研究拠点形成」では、ウイルスの病原性(負の側面)とヒト免疫の理解や遺伝子治療応用、創薬応用など人類発展へ貢献するポテンシャル(正の側面)の二面性について両輪で国際共同研究・次世代研究者交流/育成を行います。本拠点は、京都大学医生物学研究所を国内拠点として、アメリカ・ドイツ・スペイン・スウェーデンの拠点機関・協力機関で構成されており、本拠点を通じた国際ネットワークの発展に貢献します。
本事業は、日本学術振興会拠点形成事業「ウイルス感染と宿主応答の総合的理解に向けた国際研究拠点形成(平成26-30年度)」と「時空間ウイルス学の国際拠点形成(平成31-令和5年度)」で構築された国際ネットワークを基盤として、感染症有事と平時および病原性研究と産業応用研究をバランスさせた自立的・継続的な新たな国際拠点へと発展させることを目指しています。本拠点を通じて、世界的に活躍できる次世代ウイルス感染症研究者の育成と交流に力を入れることで、若手ウイルス感染症研究者を主体とした国際共同研究を継続的に支援・創出して参ります。
本事業の共催で、第22回あわじ感染と免疫国際フォーラムが開催され、キックオフミーティングを行いました。
本事業の共催で、第17回ウイルス学キャンプ in 湯河原 が開催されました。
京都大学 ウイルスの潮流セミナーで、Huiskonen教授、Li准教授、前仲教授にご講演頂き、京大若手研究者と人材交流を行いました。
Webサイトをオープンしました。
第24回日本蛋白質科学会で、Saphire教授やLok教授、感染研の高橋部長、北大ウイルス研究者の先生方と京大若手研究者による人材交流を行いました。